かくれ里

金曜日, 3月 16, 2012

孤立死


最近、孤立死のニュースが多く気になっている。ひっそりと人知れず亡くなる事を孤独死ともいう。お金がなくなって餓死したり、誰にもみとられずに病死したりして後日死体が発見されることが多い。何とも痛ましいことである。

何とか救う手だてはなかったのか。困りごとや悩み事を誰にも相談することが出来なかったのだろうか。社会状況の変化に伴い人間関係がますます希薄化しているからであろう。

高齢化の進行と、結婚しない男女が増えているのも原因のようだが、行政に相談もできただろうがそれもしなかったのか。或いは相談に行ってもたらいまわしされたのか。相談窓口が機能していないのではないのだろうか。

個人のプライハシーのことだから難しいとは思うが、何とか救済できなかったものか。それに比べても、自分の置かれている環境がどんなに恵まれていることか。喜ばねばなるまい。