パナソニックが社長交代
パナソニックの大坪社長は、将来への成長の布石を明確にできたとして、会長に退き、専務の津賀一宏氏が次期社長に就任することになったと発表した。
津賀氏には、「将来の方向は明確になったと思うので、自分の思う通り新しい経営を進めてくれ」と話したという。さらに、「7800億円という巨額の赤字は大変申し訳なく思っているが、エネルギー・環境に軸足を置く会社へと進むべき方向を決め、企業存続の布石は打てた」として、引責辞任ではないと語った。
現会長の中村邦夫氏は相談役に、そして、相談役兼名誉会長の松下正治氏は名誉会長になる。余談だが、松下正治氏とは社長時代に並んで写真を写したことがある。僕にとってのパナソニックは、ナショナルブランドの松下電器産業としての思いが強い。
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