かくれ里

火曜日, 3月 12, 2013

新しいテレビサービス


 
「デジタル放送 新技術セミナー」を受講してきた。講師はNHKの職員で、これからのテレビの可能性とインターネットへの接続のワンポイント講座だった。
 
NHKは2012年から3ヵ年計画で、放送と通信の連携サービス「HybridCast」の推進をしている。この場合の通信はもっぱらインターネットの利用を言い、受信端末はテレビ受像機のスマート化(インターネットから各種アプリケーションをインストールする)方式と通常パソコンがある。
 
最近は、スマートフォンやタブレット端末などが有力な通信端末として取り扱われている。米国ではスマートテレビのセカンドスクリーンとして使われているそうだが、日本ではまだ普及していない。
 
テレビ受像機はスーパーハイビジョンの研究も進んでいる。通常ハイビジョンの4(4K)から16(8K)の高画質の映像が見られる。規格も標準化して、映画やゲームの分野では一部のコンテンツが4K化したが、テレビ放送の環境はまだ整っていない。各社から受像機が発売されてているが非常に高価だ。普及には程遠いと思う。