水琴窟
大型の台風19号が九州地方に接近中の昨日、Tさん、Iさん、Uさんご夫妻と5人で二上山に登ってきた。体調の状態を確認する為に歩いてみたが、やはり一寸苦しかった。それでもメンバーの励ましで、正午頃には雌岳頂上に到着できた。
気持ちの良いハイキング日和で、下りは気分よく當麻寺に到着した。當麻寺の西南院は、関西花の寺第21番霊場で、以前一度訪れたことがある。ぼたんの咲くころは大勢の参拝者があるが、昨日は静かだった。
寺の縁起では、西南院は、白鳳時代に當麻寺が遷造した時、神の守り寺院として創建されたのが始まりで、その後、真言宗の寺として人々の厚い信仰を集めていると書かれてあった。
この寺の庭園には、江戸時代に考案されたと言う水琴窟がある。昨日もこの寺に立ち寄ったのは水琴窟の音色が聞きたかったからだ。寺で貰った説明書によると、「つくばい」より流れ落ちた水は、土の中に隠された素焼きの壺の中の水面に落ち、その音が反響して琴に似た音色を出すと書いてあった。心を和らげられる音だ。我々は気分よく當麻寺を後にした。
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