かくれ里

水曜日, 12月 31, 2014

平 和



2014年は無事一年を過ごすことが出来た。2015年は戦後70年目の年だ。わが国は平和の時代が長く続いているが、人類の歴史は戦争の歴史でもあると言われている。戦争を繰り返し、多くの生命・財産を消失している。現代社会は核兵器の抑止力によって大規模な戦争はなく平和は一応保たれている。
 
しかし、抑止力が十分でない場合、クーデターが発生し、他国からの侵略を誘発する。内戦がおこり無政府状態に陥った場合は住民同士が武装し、殺し合いが始まる。
 
中立主義を標榜する国家のスイスやスエーデンも、抑止力となりえる強力な軍事力を持っている。日本も戦争の放棄を謳っているが,自国の防衛までは放棄しておらず、自衛隊を組織している。また、アメリカ合衆国と日米同盟を結び、集団安全保障体制を構築している。
 
現在の日本は、日米安保による安全保障体制を敷いているが、憲法9条の解釈によって改憲と護憲の二つの立場があり対立している。現政府は、改憲運動の立場から武力による抑止は国防の為として憲法を改正すべきとしている。