かくれ里

日曜日, 4月 26, 2015

バンドン会議



インドネシア、ジャカルタで開催されたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)で演説した安倍首相は、60年前に採択した「国際紛争は平和的手段で解決する」について、「日本は先の大戦の深い反省と共に、原則を守り抜く国である」と誓った。
 
第一回会議は1955年にインドネシアのバンドンで開催された。参加国は第二次世界大戦後に欧米諸国の植民地から独立したアジアとアフリカの29か国であり、平和十原則が定められた。その後様々な理由で開催されず、2005年にバンドン会議50周年記念会議が開催されている。
 
今回の会議に合わせて日中首脳会議も行われ、安倍首相は「今回が初めての正式な会談だが、これを契機に習首席と共に日中関係の改善に努めていきたい」と述べて、わが国の具体的関心は外相会談で伝えている。是非前向きに対応してほしいと話した。
 
 それに対し習主席は、戦略的互恵関係に従って日中関係を発展させていきたい。そして、日本には平和国家の道を歩んでほしいと語っている。