かくれ里

日曜日, 8月 21, 2016

リオ五輪の卓球台


リオ五輪はまもなく閉会式が始まる。開会前にはいろいろ言われていたが何事もなく終われそうだ。日本のメダル獲得数は過去最高になった。どの競技も日本選手はよくやった。特に陸上400mリレーに出場の4人を称えたい。

卓球団体もよかった。男女ともチームワークは素晴らしかった。ところで卓球の試合を観戦していて卓球台のデザインが立派に見えた。この卓球台、実は日本製だった。

今回公式に採用された卓球台は14台がリオ五輪で使われている。卓球台の最も重要な天板には、何層にも積み重ねた板がパズルのように並べられていて、反りを極力抑えられていてどこにボールが落ちても弾みが変わらないそうだ。

天板を支える脚部に使われているのはブナ材で、ブナの単板は薄くスライスされ、58枚重ね合わされてある。山形県の木工メーカー「天童木工」が、試行錯誤を重ねた上にあの美しい曲線が出来上がった。関係者は、東京五輪でも出番があればさらに新しいデザインを生み出したいと意気込んでいる。