かくれ里

土曜日, 11月 05, 2016

パリ協定


地球温暖化対策を進めるパリ協定が昨日発行した。パリ協定とは、昨年12月にパリで開催されたCOP21において締結された気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定である。
 
1997年に採択された京都議定では、先進国にのみに義務化されていたものが、パリ協定では加盟する196ヶ国すべてが参加する枠組みになっている。
 
パリ協定で減らすことにした石炭だが、国際エネルギー機関は石炭などの化石燃料を燃やさなくても経済成長ができる時代が始まったとしているが、一筋縄ではいかないようだ。
 
パリ協定では、今世紀後半には、温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにしていく方向を打ち出しているが、そのためにすべての国が排出量削減目標を作り提出することが義務付けられている。今後継続的に気候変動対策を強化し続けていく方向が示されたことになった。