転倒予防
10月10日は転倒防止の日だそうだ。昨年、転倒などが主原因で亡くなられた人は1万人を超えている。そのほとんどが65歳以上の高齢者だった。しかし、実際には転倒をきっかけに介護が必要になり、その後に死亡した人を含めるともっと多くなる。
知人にも、昨年風呂場で転倒し亡くなられた男性の方がいる。地域の世話役を長年務められて、人望が厚く皆から惜しまれた78歳だった。
最近僕も、ちょっとした段差につまづくことが多くなった。このたびの改装工事でも極力バリアフリーをお願いしたが、完ぺきとはいえる状態にはなっていない。
日本転倒予防学会によると、転倒の主な原因は①年をとることによる身体機能の低下。②病気や薬の影響。③運動不足だ。そして転びやすい場所もある。この場合のキーワードは『ぬかづけ』だ。すなわち、「ぬ」は、ぬれている場所。「か」は、階段などの段差。「づけ」は、かたづけていない場所だと言っている。
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