この季節にはヤドリギを見る機会が多い。ヤドリギは、エノキ、ブナなどの落葉高木に寄生する。葉が落ちて高木の上の方で緑色の玉のようなものがヤドリギだ。
早春に花が咲き、秋に丸い実をつける。この実がヒレンジャクなどの鳥に食べられ、鳥の糞に混じって樹木の枝に落ちることで増える。
ヤドリギのことは最近までほとんど関心がなかったのだが、朝のラジオ放送で知った。この植物は種子の発芽の初期から寄生生活をするが、根(吸根と呼ばれる)を宿主の組織に侵入させ、水分や養分を盗み取るそうだ。
ただし、緑色の葉をもっているので、自らも光合成で栄養を作ることができるので、「半寄生」植物と呼ばれている。調べれば、ますます興味が沸いてきた。
posted by 慶喜 @ 5:50 午後
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