かくれ里

木曜日, 1月 07, 2021

春の七草

 

17日の朝に、7種の野菜が入った「七草粥」を食べるという風習は知っているが、一度も実行したことがない。本来は旧暦の節句の行事なので、今の暦では2月あたりに行われていた行事だ。

  古来から、これらを食べると邪気を払い万病を除くと言い伝えられてきたようだが、医学の発達した現在では単なる風習に過ぎないと思う。しかし、古くから続くこの行事は、それなりの意義を持っているのだろう。

  スーパーなどでは正月前後からパック詰めされた七草が販売されているが、本来は野山で積んだものだ。子供の頃から、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草」と何となく覚えている。