かくれ里

日曜日, 6月 26, 2022

憲法改正論議

 日本国憲法は1947年に施行されて以来一度も改正されたことがない。現在の憲法は戦後の占領体制下で交付されたものであり、いわゆる改憲派は改正あるいは新憲法の制定を唱える者も多い。

 今朝のNHKテレビの日曜討論では、憲法改正について各党の政策責任者が発言していたが、与党、自民党・公明党と、日本維新の会・国民民主党は賛成だが、共産党・社民党・立憲民主党は 反対を訴えていた。

 現行憲法には国家緊急権限の制定が存在しないため、この度の新型コロナウイルスの流行に際し政府は、緊急事態宣言を発令したが、諸外国のような違反者に刑罰を与えるロックダウン(都市封鎖)は実施されなかった。

 憲法改正の手続きについては、日本国憲法により定められている。すなわち、「各議員の三分の二以上の賛成」および「国民投票による過半数の賛成」との条件がある。