ヤナギ
ヤナギの種類は意外と多く、世界には350種ほどあり、主に北半球に分布するそうだ。日本では、ヤナギと言えばシダレヤナギを指すことが一般的だ。街路樹、公園樹はシダレヤナギが多い。
ヤナギの葉と言えば、一般的にシダレヤナギの細長いものを連想するが、円形ないし卵丸形の葉を持つ種もあるそうだ。マルバヤナギ等、普通に里山で見られ都市部の公園にも紛れ込んでいることがある。
ヤナギは水分の多い土壌を好み、川の浸食を防ぐために川岸に植林されることもある。挿し木で容易に増えることから緑化を進める基礎とすることがある。
古くから解熱鎮痛薬として用いられた記録もあって、エジプト人はヤナギの葉から作られた水薬を痛み止めとして使用していたようだ。日本でも柳で作った楊枝を使うと歯がうずかないと言われ鎮痛作用があるとされていた。
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