かくれ里

土曜日, 8月 27, 2022

TICAD(ティカッド)

 

2050年には世界の4人に1人がアフリカの人たちになると予測されている。アフリカは今、新型コロナによる景気後退と、ロシアのウクライナ侵攻が加わり深刻な食糧不足に陥っている。

 1993年に日本が主導して国連や世界銀行などが立ち上げた、TICAD・アフリカ開発会議が本日27日からチュニジアで開かれている。

 日本はこれまでTICADプロセスを通じてアフリカ諸国の自助努力とパートナーシップが重要であると提唱してきた。

 しかし、中国の影響力は依然として高く、欧米主要国も将来を見据えて投資に積極的だが、日本は劣っている。「最後のフロンティア」と呼ばれて久しいアフリカだが、今後は現地の人々に寄り添った支援と投資を行うことが日本の使命だろう。