かくれ里

火曜日, 11月 22, 2022

OMOTENASHI(オモテナシ)

 
 OMOTENASHは月面着陸を目指すために、JAXATが開発した世界最小の探査機だ。先週、アメリカの新型ロケットに相乗りして打ち上げられ月へ向かった。

 しかし、ロケットから分離された後地上との通信がうまくいかず、計画通りにいかなくなって、着陸を断念した。

 これまでに月面着陸に成功した国は、旧ソビエト、アメリカ、中国の3か国だけで、いずれも大型の逆噴射エンジンが搭載されている。これに対して今回の日本の計画は相乗りで14キロ以下という制限の中での計画だった。

 初代の小惑星探機「はやぶさ」が奇跡の地球への生還を果たした実績もあるわけだから、今後もこれまでのノウハウを結集して、低コストでの月面着陸に挑んでほしい。