一般家庭の庭木や生垣として植えられたり、公園などでもよくみられる、光沢があって厚みのある葉が美しいシャリンバイ。5月から6月ごろに枝先に多くの白い花をつけ、秋には黒褐色の果実が実る。
シャリンバイは大気汚染や暑さにも強いので、大阪市内でも、道路の中央分離帯等でもよく見かけられる。
鹿児島県奄美大島の大島紬では、シャリンバイの木から葉を取り除いて細かく切り、10時間以上煮出した液を染料として用いている。この染液を絹糸に付着させた後、鉄分を含む泥水に浸し黒褐色になるまで染色する。
大島紬は、フランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」とともに世界の三大織物に数えられるそうだ。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home