世界各地の公園や並木などに植えられているメタセコイアは、化石植物とされている。1940年頃、中国中部にわずかに生き残っているものが発見され、その後、世界各地で植栽されている。
落葉針葉樹であり、高さは10~20mになり、幹の直径は2m位になる。葉は秋には赤褐色になり枝についたまま落ちる。
花期は葉の展開前で2月から3月ごろ。多数の雄球花がまとまって形成される。雄球花は翌春になって成熟し、花粉を放出する。
成長は極めて速く、3年で樹高2m、10数年で大木になる。樹齢は数百年程度とみられている。メタセコイアは、洪水などによって植生が更新される環境に生育していたものと考えられている。
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