かくれ里

月曜日, 2月 17, 2025

備蓄米

 

米の市場価格が倍増している。我が家は食べる量が少ないのでそんなに気にならないが、影響を受けているところは多いと思う。 

コメ価格の上昇は、投機的な業者による買い占めや売り渋りによるためと思わられるが、政府は、国の備蓄米のうち、21万トンを市場に放出して、流通量を正常化することで米価の高騰を解消しようとしている。政府は、放出した備蓄米を1年以内に買い戻す方針を示しており、これが市場に出回る量が減少することが予想でき、投機的な業者の動きが気になる。 

日本の備蓄米は約100万トンあるが、通常、放出されて消費者や業者に販売されて、食用として消費されるが、災害時には支援物資として活用される。さらに海外支援にも活用されることがある。しかし、放出した米を1年以内に買い戻すという条件は、短期的な価格変動を引き起こす可能性もある。 

このため、定期的な市場調査を行い、備蓄米の管理や運用に関するデーターを公開し、需給バランスに応じた柔軟な政策の採用が必要だろう。