教育勅語
参院戦で議席を増やした参政党が「教育勅語」を尊重する考えを示したことについて、安部俊子文部科学相は、「憲法や教育基本法に反する」として用いることは許されないと述べた。
教育勅語は1890年(明治23年)に明治天皇が出した言葉で、第二次世界大戦が終わるまで学校教育の基本方針とされ、生徒たちが朗読することが決められていた。
新しい憲法では、国民主権や基本的人権を定めているため、教育勅語は基本的人権を損なうものとして、効力が失われたとしている。
しかし、その後も教育勅語擁護論はあるようだ。2017年現在の日本国政府の公式の見解としては、憲法や教育基本法等に反しないような形で教育勅語を学校教材として用いることは否定されていないようだ。
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