かくれ里

木曜日, 10月 02, 2025

民間宇宙ステーション

 

国際宇宙ステーション(ISS)の運用期間は、当初15年の予定だったが延長された。これまで25年近くの間に26カ国から約300人の滞在を受け入れたが、いよいよ寿命が迫っている。 

NASAは、後継機を建設する民間企業の公募をしていたが、米国のバスト・スペース社が世界初となる民間宇宙ステーション「ヘイブン1」の製造を進めている。 

ヘイブン1の直径は4.4メートル、居住空間は45立方メートルと、バスの車内ほどの広さだ。来年5月にスペースX社のロケット「ファルコン9」で軌道に投入する予定だ。 

宇宙ステーションの運用は巨額のコストがかかる。ISSの運用には1日当たり1200万ドル(約18億円)の費用がかかっている。その半分はクルーと物資の輸送費だ。民間宇宙ステーションが経済的に成り立つためには、かなり抑える必要があるようだ。