アジアの主役
世界は今、量の時代から質の時代に移行している。社会の安定、資本吸引力、同盟の強さが国力の中枢になった。この基準において日本の優位は間違いがない。
一方、中国は経済が縮み、政治が硬直し、社会があれている。外へ敵を作り内部の不満を押し込めようとしている。台湾、尖閣、そして我が国周辺で続く威嚇行動は、その危険性を象徴する。
量の経済で成長してきた中国は、質の経済への飛躍が必要な段階に来ている。しかし、成熟した経済の必須要素が足りず、高所得国の仲間入りが出来ない状態に陥っているのだ。
過去の日本は、財政金融政策の失敗で、経済の縮小を続けてきたが、今後の日本は、人口は減るものの、一人当たりのGDPを伸ばすことにより、国単位でのGDPも押し上げることになるだろう。


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