かくれ里

火曜日, 12月 23, 2025

ベネズエラ

 

米国のトランプ政権が南米ベエネズエラに対する軍事圧力を強めている。麻薬の密輸防止を理由に船舶を爆撃をしたり、海上を封鎖して石油タンカーの航行を妨げる等、カリブ海での緊張が高まっている。 

南アメリカ大陸北部に位置するベエネズエラは連邦共和制国家、東にガイアナ、西はコロンビア、南はブラジル、北はカリブ海に面する北アンデスの国家だ。 

南米最大の産油国であり、世界最大の石油埋蔵国とも言われているが、質の問題で生産拡大には結びついていない。 

しかし、ロシアや中国がベネズエラを支持しているという現実から、米国の歴代政権は、米国の権益を守るために軍事力を駆使してきた。中南米に於ける米国の過去の軍事行動から、今後の状況を注目しなければならないだろう。