かくれ里

月曜日, 6月 26, 2006

新聞の社説から

 「次代の“期待の星”は、液晶テレビとDVD(デジタル多用途ディスク)である。しかし、家電製品が多様化しているうえ、競争も激しいため、先行きがどうなるかは不透明だ。」と、6月26日付けの読売新聞の社説は、政府がまとめた今年の「モノ作り白書」のことを取り上げている。

 企業は膨大な研究費を投じて開発した新商品も、旬の期間が短くなり対応に追われているようである。かっては、白黒テレビやカラーテレビやビデオ等は10年以上売れ筋ナンバーワンが続いた。対照的に最近はビデオカメラ5年、デジタルカメラ2年など、旬の期間が短くなっている。

 景気回復で企業業績が好転している今こそ、各企業は、モノ作りの原点である研究開発を競い、革新技術を生かした製品を発売して収益を増すことが求められている。各企業は、長期的な視点にたち、研究開発に取り組んでほしい。と結んでいる。