改正消防法
昨年6月改正消防法が交付され、2006年6月から、すべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられた。これまでは床面積500㎡以上の住宅に設置が義務付けられていたが、これからは、すべての住宅に義務付けられる。
設置場所は ① 寝室 ② 寝室のある階から下への階に通じる階段 ③ 一つの階に4畳半以上の居室が5つ以上ある階の廊下 ④ 設置しない階で就寝に使用しない居室が2階以上連続する場合は取り付けた階から2階離れた居室のある空間。
施工時期は新築住宅については今年6月から。既存住宅は別途市町村条例で定める日から適用される。ちなみに、大阪市は平成23年5月31日までとなっている。
現状では罰則規定はなく、設置しないからといって罰金などが科せられることはない。ただし、新築の場合は、建築確認申請が受理されないので竣工検査に合格できない。改正に乗じて悪質業者による販売や点検等による被害も発生しているようなので、注意を要する。
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