かくれ里

日曜日, 7月 01, 2007

訃報

 昨日、同業のYさんが亡くなられたとの連絡を受けた。彼とは生まれ年が同じであるが、特に親しい間柄ではなかった。数年前のことである。何かの集まりでお会いした時に、年金について話し合ったことがあった。

 我々、自営業の者は国民年金に加入しているが、65歳になって受け取れる年金の額はわずかである。これを70歳からの受給に繰り下げるとほぼ倍額になる。長生きするならこの方が得だと彼は主張した。

 果たして彼は年金を1円も受け取らずに逝ってしまったのだろうか。それよりも、同年齢の彼の訃報に接したことの方が、少なからずショックである。8掛け人生や大還暦の話題をこのブログに書いて強がりを言っていたが、正直なところ、今、一寸落ち込んでいる自分である。