佐々里峠の石室
17日(日)、天候に恵まれた一日を11人で京都の山を満喫して来た。佐々里峠到着が9時少し前、装備を整え早速歩き始める。予定では標高930mの小野村割岳を往復することになっていたが、大阪近郊の山では見ることの出来ない景色に感動しながら歩いていたら歩が進まず、時間的に小野村割岳は無理と判断し、途中から引き返すことにした。再び佐々里峠に戻ったのは午後3時頃だった。
昨年来たときにも気になっていたが佐々里峠には堅牢な石室がある。奥には地蔵尊も祀られてある。興味があって調べてみた。
峠を徒歩で越えなければならなかった時代には、京都北山や丹波高原のあちこちに、峠を行き来する人のために峠小屋があった。小屋の形式には大別して3種類あって、峠の重要度、麓までの距離に応じて、①雨露をしのぐ為の、4本の柱と屋根だけの小舎、②入り口の一面は開いているが3面と天井は板壁で天候急変の時などは仮泊が出来る小舎。③石垣で囲まれた半地下状の石室となっている峠小舎。
佐々里峠にあるのは③の形式で、峠の最高地点にあるが、一般的には峠の登り口近くに設けられることが多い、と書かれてあった。
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