かくれ里

土曜日, 2月 23, 2008

学習指導要領(案)


 小・中学校の学習指導要領改定案が文部科学省から公表された。改定案の主な内容は① 国語、算数、数学、理科の授業時間を1割以上増加する。② 小学5年から英語活動を必修化にする。③ 総合学習の時間を現行の3時間から2時間にするなど。

 学習指導要領は子どもに教えなければならない教育課程の最低基準を示していて、ほぼ10年ごとに改定されているが、今回は今までの「ゆとり教育」と180度転換する改定のようだ。

 学力の低下批判に対しての対応だと思うが、現場の先生たちは、「今まで一生懸命やってきた事はなんだったのか」と、戸惑いは大きいと思う。小学校の先生は英語を教えた経験がない人が多いと思うので、これからが大変だろう。

 学校教育が今後どのように変わっていくかを見ながら、しつけを含めた家庭教育という観点から、見つめ直すいい機会になればと思う。