待機児童
卒業シーズンである。そして、まもなく各学校では入学式が行われる。義務教育である小中学校では、原則として就学児童の全部が入学できることになっているが、保育所はそうは行かないようだ。保育所の空きができるのを待っている子供たちを「待機児童」と呼んでいる。
児童福祉法では、「付近に保育所のがない等やむをえない事由があるときは、その他の適切な保護をしなければならない」として、市町村が他の保育サービスを提供することを義務付けている。
現在、待機児童は約1万8千人。さらに希望者は増えつづけている。保育所に子供を預けられれば仕事をしたいと思っている家庭も多いと思う。
政府は待機児童ゼロを目指して、保育所のみならず幼稚園を利用した保育などのさまざまな保育サービスを拡充することで、受け入れ児童数を増やす為の施策を講じているようである。
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