かくれ里

火曜日, 8月 05, 2008

百日紅



 夾竹桃と同様に、夏を代表する花がサルスベリ(百日紅)である。なぜか今年はよく見かけるような気がする。花の少ない夏に百日紅の紅は強烈な印象がする。花色は濃い紅からピンク、白などもある。

 原産地は中国で「百日紅」は中国語である。およそ100日の間、花を咲き続けるからこの字を当てたようだ。実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出て花をつけるためで、咲きつづけているように見えるのだと聞いた。

 名前の由来はわかったが、なぜサルスベリと読むのだろう。これも聞いた話だが、その幹がすべすべしているので猿でさえ登れないと言うことで、日本語では「サルスベリ」と呼んだのだろう。猿が聞いたら気を悪くしないかな。

 百日紅をミニ盆栽仕立てで育てている人がいる。僕は山野草が好きで育てたこともある(今はやっていない)が、こんなのもいいなと思った。