かくれ里

月曜日, 9月 27, 2010

グレーゾーン金利


 グレーゾーン金利とは、利息制限法に定める上限金利を超えるものの、出資法に定める上限金利に満たない金利のこと。消費者金融(サラ金)業者の多くはこの金利帯で金銭を貸し出している。(ウィキペディア)
 
 消費者金融大手の「武富士」が、会社更生法の申請をするようだ。グレーゾーン金利で荒稼ぎをしていた時代は、飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、裁判所がグレーゾーンを認められないと判断し、法律が変わってから一気に流れが変わった。

 消費者金融各社は、リスクを持って営業を続けてきたわけだから、政界に対しても大きな献金などがあったことは想像できる。それにしても、いくら無担保とはいえ、年利29.2%はあまりにも暴利過ぎる。

 サラ金に手を出して多重債務者となり、自己破産した人を何人も知っている。武富士も今まであこぎな営業をしてきたのだから、倒産は自業自得だと思う。しかし、このような営業を合法と認め、優良企業として株式上場させた者たちにも責任があるのではないだろうか。