かくれ里

水曜日, 3月 16, 2011

復興計画


 東北地方太平洋沖地震から五日が過ぎた。震災の犠牲者は一万人を超すだろうと言われている。そして、避難されている多数の方々に対する支援も殆ど届いていないようだ。

 大地震、大津波、原子力事故。悪い事は続く。国家の存亡のかかった大惨事である。当面は被災者に対する人道支援が急務だが、一段落したら本格的な復興計画を立てねばならない。

  復興には、莫大な国家予算と綿密な復興計画を立てなければならないが、民主党や菅政権ではとても無理だろう。88年前の関東大震災では、14万人の死者を出す大災害だったが、現在の大東京の基礎を築きあげたのは、後藤新平のリーダーシップによるものだった。

  今こそ、後藤新平の様な人物の登場が望まれるところだが、果たしてどうか。強いリーダーシップがあれば、日本人の忍耐強さと団結力で、きっとこの困難を乗り越えることが出来るであろう。