かくれ里

金曜日, 3月 04, 2011

IPアドレス


 京都大学の入学試験で、カンニングに携帯電話を使った予備校生が逮捕された。この事件の報道で、IPアドレスと言う言葉をよく聞く。

 IPアドレスは、パソコンや携帯電話など、世界中のすべてのネット端末に割り当てられたネット上の住所となる番号で、その総数は43億個も存在する。

 しかし、記録をたどればIPアドレスから、だれが発信したのかが分かる様で、今回の場合も即座に本人が特定できたようだ。逮捕された受験生は騒ぎが大きくなって、当人が一番驚いているのだろう。

 それにしても、受験中に携帯電話に試験問題を正確に打ち込める技は凄いと思う。おそらく画面は見ないでブラインドタッチで打ち込んでいるのだろうが、とてもまねの出来る技ではない。あっぱれと言う他ない。この若者は、若気の至りでやってしまったことだろうから、お灸をすえて、今回だけは穏便な措置で済まされれば良いのだが。