麻生太郎
12月26日召集の特別国会で安倍氏が内閣総理大臣に選出され、即日組閣と執行部人事が行われる。報道では麻生元総理大臣を副総理に起用し、財務大臣も兼務させる模様だ。安倍氏は自分と考えの近い麻生氏と共に政権基盤を安定させる狙いのようである。
麻生氏は総理在任中、リーマンショック以降の景気低迷への対策として大幅な景気対策を実施した。金融危機の回避と言う緊急性の為、きめの細かさに欠けるという指摘があったが、エコカー減税や家電エコポイントなどは民主党政権に引き継がれた。
総理在籍期間は短かったが、政権交代がなければ日本の経済は変わっていたかもしれない。安倍内閣が麻生氏を重要ポストにむかえることにより、景気の回復が可能になるだろう。もちろん実感できるまでにはしばらくかかると思うが期待はできる。
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