かくれ里

土曜日, 1月 26, 2013

時価総額


アップルの時価総額が、たった一日の株価の急落で5兆4千億円減ったそうだ。と言われてもピンと来ないのだが、時価総額って一体何だろうかと思って調べてみた。
 
すし屋で時価の札を見たことがある。同じマグロでもその時々によって値段が違うと言うことだ。株式市場でも上場している企業の価値は毎日変わる。ある時点の株価で評価した場合、その企業の価値がどれくらいの金額になっているかを表すのが時価総額だ。
 
時価総額は発行済み株式数と株価を掛けて計算する。この数字で企業の価値が判断できる。ちなみに、日本企業上位の時価総額は、トヨタが12兆1千億円、三菱UFJファイナンシャルグループが5兆3千億円、NTTドコモが5兆1千億円だそうだ。
 
アップルの時価総額がいくらあったのかは知らないが、一日でNTTドコモ一社分の時価総額が失われたと言うのだからものすごいことだ。アップルは主力商品のスマートフォンの販売数の伸び率が減速し、成長が鈍化する懸念が浮上してのことのようだ。