かくれ里

木曜日, 1月 31, 2013

アルジェリアのテロ事件


アルジェリアの天然ガス施設で起きた襲撃テロは日本人を含む多数の人質が犠牲になった。この事件で知った日揮と言う会社は、世界を舞台に石油精製、石油化学プラント、天然ガス処理プラントなどの設計から建設まで様々な分野で実績を重ねてきている。
 
社員は2000人程のエンジニア集団で、多くの人が危険を伴いながら海外で活躍している。今度のような事件を想定しての対策はとっていたであろう。
 
今回のテロリストたちは周到な計画の上での犯行の様だ。目的は宗教的な問題だったのか、それとも身代金目的だったのか。いずれにしても優秀な日本人技術者が多数殺害されたのは非常に残念なことだ。
 
 しかし、ビジネスにはリスクが付き物だ。日本企業の一部にはリスクは回避すべきとする後ろ向きな企業もあるが、途上国、新興国に日本企業が出て行かなければ、他の国の企業に先を越されてしまう。