かくれ里

水曜日, 9月 04, 2013

竜巻



関東地方で竜巻が頻発している。外国では巨大な竜巻で大きな被害が発生したと言うニュースはよく聞くが、日本国内ではあまり聞いたことがなかった。
 
今月2日には埼玉、千葉両県で竜巻被害が発生した。今日は栃木県でも発生した。どうして関東地方で竜巻が起きたのか、気象庁では現場周辺に職員を派遣して原因を詳しく調べるとしている。
 
竜巻は突風の一種で、積乱雲の下で地上から雲へと細長く伸びる高速な渦巻き状の上昇気流で、規模が小さく寿命が短い割に猛烈な風を伴うのが特徴だ。
 
専門家は、関東平野は西側に標高1000m級の山々がそびえていて、西からの風が山に遮られる。海に面した南側から湿った風が流れ込み、この風が上昇気流になると上空で西風とぶつかって回転が加わって渦が巻きやすくなると言っている。