かくれ里

水曜日, 1月 29, 2014

賢くなろう


家電メーカー各社は、今後新発売する商品の価格を値上げする様だ。家電製品はこれまであまりにも安すぎた。これではメーカーも流通業者もたまったものではない。お互いが儲からなければ経済はうまく回っていかない。
 
20年間続いたデフレスパイラルからようやく抜けつつある今こそ、企業が収益を上げて労働者の給料に反映するようにならなければならない。その為の値上げであれば我々は歓迎してよいのでなかろうか。
 
景気が徐々に回復してきても、高度成長時代の様にはならないだろう。世の中の構造が複雑化し、情報が高度に発達して、消費者が賢くなった。新製品を出して宣伝すれば売れる時代ではなくなった。
 
製造する側も商品の販売をする我々も賢くならなければならない。資本主義の論理だけでは商売がしづらくなった。消費者のニーズに合った安心して買って貰える商品を薦める必要がある。