安倍首相の決断
政界がにわかに慌ただしくなってきた。安倍首相は11月20日に内閣を解散して年内に総選挙を実施する意向を固めた。12月2日公示、12月14日が投票日と言うのが最有力のようだ。
任期を2年残して民意を問うと言うが、安倍内閣発足以来好調な支持率を背景に国政運営を行ってきたが、ここに来て陰りが出てきた。今年4月の消費税増税は明らかに失敗で、日本経済は低空飛行を続けている。
そこで、日銀の尻を叩いて追加の金融緩和策を打ち出し、年間80兆円の資金を市場にばらまくことにした。だが恩恵を被るのは金持ちだけで、そうでない市民は相変わらずだ。流石に安倍首相も反省した。
こうしてイエローランプがともりだした安倍首相は、一発勝負に出たのだろう。かなり掛けの要素が強いが、自民党が過半数を維持できるかは不透明だ。選挙結果を注目しよう。
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