かくれ里

金曜日, 11月 27, 2015

ハゼノキ



先日訪れた依水園のイロハモミジの紅葉は今一だったが、ハゼノキの紅葉は見事だった。落ち葉を数枚拾って帰った。
 
ウルシ科ウルシ属の落葉小高木で、ウルシほど強くないが、触ったり近寄るだけでもかぶれる可能性があるらしい。5~6月ごろに黄緑色の小さな花を咲かせる。秋に直径1cm前後の球状の果実が熟す。鳥たちが高カロリーの餌として好んで食べる。
 
果実を蒸して圧搾し採取される木蝋(もくろう)は、和蝋燭や石鹸、クレヨンなどの原料として利用される。江戸時代に諸藩で木蝋を取る目的で盛んに栽培されたそうだ。
 
長居植物園でセンダンの樹を知ってから、樹木の事が気になるようになった。これまで何気なく見ていた木々の幹や葉っぱにも関心が湧いて、カメラのシャッターを切っている。これからは、カメラと双眼鏡を持って近郊の里山歩き等をしたいなぁと考えている。