かくれ里

水曜日, 11月 04, 2015

日本郵政の株式上場



小泉政権時代の郵政民営化法は紆余曲折の末、本日、持ち株会社である日本郵政と傘下のゆうちょ銀行とかんほ生命保険の3社が同時に上場した。初値は3社とも売り出し価格を上回って、時価総額は3社合わせて15兆円を超えたようだ。
 
日本郵政の株式は政府が100%保有していたが、今回売り出された11%分の売却益は東日本大震災の復興財源に充てられ、今後、段階的に3分の2を売却することになっている。
 
今回の上場について、高市総務大臣は「日本郵政グループが収益力の強化や経営の効率化を進め、民営化の成果が国民に実感できる経営を行うことを期待する」との談話を発表した。


今後は、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の金融2社の全株を売却して、完全民営化を実現することになるのだろう。