かくれ里

日曜日, 12月 27, 2015

原発再稼働



福井地方裁判所は、高浜原発3号機と4号機について、重大事故のリスクが少しでもあれば原子力発電を認められないとしていたのに対し、今回、リスクはあるものの社会通念上無視できるくらい小さいとして再稼働を認めた。
 
住民側はこの決定を不服として高裁で争うことになりそうだ。今回の例以外にも全国で凡そ30の原発裁判が行われている。
 
関西電力は、安全性が確保されていることに理解を頂いた結果だとして、今日から核燃料を入れ始めて来月からの再稼働を目指すとしている。
 
ただ今回の決定では、原発が絶対に安全でない以上避難計画がきわめて重要だと指摘している。高浜原発の30キロ圏内には京都府や滋賀県も含まれ、県をまたいだ避難も想定されるので課題は残る。