かくれ里

木曜日, 4月 28, 2016

サンフランシスコ平和条約


毎朝起床前に聞いているラジオ放送の「今日は何の日」のコーナーで、1952年(昭和27年)の今日、サンフランシスコ平和条約が発効したと言っていた。これは第二次世界大戦後の平和条約で、連合国による占領が終わり日本国が主権を回復した日である。

当時の吉田茂内閣は単独講和に踏み切って、1951年9月8日アメリカ合衆国のサンフランシスコにおいて講和会議が開かれ、我が国と48か国によってサンフランシスコ平和条約に調印された。

そのあたりのいきさつは、吉田茂や白洲次郎のドラマによってある程度知っている。この時代の政治家たちは本当の意味での政治家だった。日本の国を思って命がけで取り組んでおられたようだ。

  現在日本の政治を動かしているのは当時の孫にあたる世代の人たちだ。果たして国を思って命がけで取り組んでいる政治家がどれだけいるだろうか。お互いが足の引っ張り合いばかりしているように思えてならない。