京都五山の送り火
京の夏の夜空を焦がす伝統行事、五山の送り火の実況中継が今夜6時からBS放送であり、録画しながら観た。9年前にも同様の放送があった。この時の模様もDVDにダビングしてある。
五山とは、大文字山、松ヶ崎の西山と東山、北区の船山と左大文字山、そして嵯峨鳥居本の曼陀羅山。以上の五山で炎が上がり、死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。
点火時間は、午後8時丁度に大文字が点火され、松ヶ崎妙法、舟形万灯篭と左大文字、最後に鳥居形松明の順に点火される。点火は、それぞれの寺の檀家衆によって行われるが、鳥居形だけは一般の有志たちによって点火されるそうだ。しかも松明を立てた状態にしてあるので若干炎の色が違うそうだ。
一昨年、京都在住のIさんの案内で嵯峨野の里山を歩いた折に、嵯峨鳥居本の曼陀羅山に登る機会があった。こんな経験はめったにできないことだが、この京都の伝統行事への一層の思い入れの起こった経験だ。
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