臨時国会
26日に臨時国会が召集された。会期は11月30日までの66日間だ。臨時国会は、内閣または議員の4分の一の要求があった場合など必要に応じ閣議決定の上、召集される国会のことだ。
安倍総理は、今国会をアベノミクス加速国会と位置づけている。今年度の補正予算やTPPの承認など、政権にとって重要な政策が議論される国会だ。自民党は、党役員人事を断行し、党運営の要、幹事長には、二階氏を採用した。
民進党は、初めての女性代表の蓮舫さん。幹事長には野田元総理を起用した。そして、TPPは反対。GPIF・年金積立金の運用によって5兆円の損失が出た問題などを取り上げ、安倍政権との対決姿勢を示している。
臨時国会終了後、そんなに遠くない時期に、安倍総理は衆議院の解散総選挙に踏み切るのではないかとの見方もある。そうした中で迎えた今国会は、与野党執行部の真価が問われることになるだろう。
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