菅原道真
全国各地にある天満宮に天神様として祀られているご神体が菅原道真で、学問の神様であることは良く知られている。それでは菅原道真とは一体どんな人物で、どうして神様として祀られるようになったのかはよく知らなかった。
「日本の歴史」全集を読んで理解できた。9世紀終のわり頃、宇多上皇の御世、道真は忠臣として重用され醍醐朝では右大臣にまで昇進した。だが藤原氏等によって太宰府に左遷され現地で没した。
道真の死後、転変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、信仰の対象になったとする.千年以上たった現在でも学問の神として親しまれているのはすごいことだ。
道真が京の都を去る時に詠んだ「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」は有名。京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭まで飛んできたという「飛梅伝説」もよく知られている。
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