セキュリテイーポリス(SP)
セキュリティーポリス(SP)は、要人警護任務に専従する警察官を指す呼称である。アメリカの大統領警備隊(シークレットサービス)を参考にして作られた。SPは、警視庁警備部警護課に属する。警視庁以外の各都道府県の警察で要人警護を行う警察官はこれと区別される。
SPは、一定の条件を満たし適性を認められた警察官の中から、上司などから推薦を受けた者で,3か月間の特殊な訓練を受けて、これらの競争を勝ち抜いた優秀な者の中から選ばれる。
日本では内閣総理大臣、衆・参議院議長、国賓は、法律上の警護対象者であり、要請に関係なく警護する警護対象者であるが家族までは警護しない。法律上の規定にはないが、衆参副議長、国務大臣、元総理で現国会議員なども、要請出動によっては対象者となる。
アメリカのシークレットサービスでは、大統領や副大統領の家族にも警護がつくそうだ。警護対象者が多い為、約6800人の隊員がいるそうだ。トランプ政権では警護の対象者が42人に増えた。そのうち18人が大統領一家だ。報道によると、予算に限界が来ていると訴えているそうだ。
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