かくれ里

火曜日, 7月 02, 2019

電撃会談


 トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長が非武装地帯の板門店で再会し、3度目の米朝首脳会談を行った。トランプ氏のTwitterでの呼びかけに金正恩氏が答えて実現したようだ。
 
 しかし、この会談は事前に決まっていたのかもしれないとの見方もある。トランプ大統領が良く使う手法で、金委員長から「来てください」との要望に応えたのではないかというのだ。
 
 6月30日午後3時45分、南北朝鮮の軍事境界線上で首脳会談が行われた。北朝鮮に入った現職米大統領はトランプ大統領が初めてだ。現場では、突然の首脳会談にメディアは大混乱だった。3回目となる首脳会談では、非核化交渉の再開や、金委員長をホワイトハウスに招待することなどが決まった。
 
 両国の思惑だが、干ばつなどで1000万人以上の食料不足が予想される北朝鮮では、経済制裁緩和が必要だ。一方トランプ氏は、大統領戦の準備と中国と北朝鮮の動きを牽制する意味合いもあるのでは。