かくれ里

日曜日, 1月 12, 2020

台湾総統選挙


  台湾の総統選挙と立法院の選挙は、与党・民進党が圧勝した。今後は蔡総統が中国とどのように向き合っていくかが焦点になりそうだ。
 
 中国の習近平国家主席が将来の台湾統一に向けて、「一国二制度こそが最良の形」としてきたが、一国二制度が導入されている香港での抗議活動が追い風になって、若い世代の人達の蔡氏への支持が広がったようだ。
 
 アメリカのポンペイオ国務長官は、蔡英文総統の再選を歓迎するとの声明を発表した。その中で、「アメリカと台湾は、政治的、経済的、国際的な価値観を共有する一員だ」と述べた。
 
 茂木外務大臣は、「選挙の円滑な実施と蔡英文氏の再選に祝意を表する。台湾は我が国にとって重要なパートナーで大切な友人だ。さらなる日台間の協力と交流を深めたい」との談話を発表した蔡英文総統は、日本との友好関係を引き続き深めていきたいとするメッセージを日本語で、ツイッターに投稿した。