宇宙開発新時代
国際宇宙ステーション(ISS)から地球への帰還者、ロシア人と米国人二人の飛行士を乗せた宇宙船「ソユーズ・MS-15」は、4月17日、カザフスタンの草原に無事着陸した。。
スペースシャトルが引退して10年近くなるが、この間ISSへ宇宙飛行士を送るのには、ロシアのソユーズ宇宙船が活躍していた。しかし、NASAは宇宙飛行士一人につき日本円で10億円近い費用を払っていた。
米国は間もなく民間企業2社が有人飛行を実施しようとしている。スペースX社は、今年5月後半に、クールドラゴンを用いた初の有人打ち上げをフロリダのケープナナベルで実施する予定だ。
スペースX社とボーイング社は、NASAから資金を与えられて宇宙船の開発を行っている。これら2社の打ち上げコストはソユーズを下回るようだ。今後、ISSへ向かう有人飛行をロシアが独占していた時代は終わることになる。米国の宇宙開発は新たな時代を迎えようとしている。
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