かくれ里

日曜日, 4月 18, 2021

日米首脳会談

 

菅総理とバイデン大統領との日米首脳会談において、日米は普遍的価値を共有する同盟国で、世界の平和、安定と繁栄の礎としての役割を果たしてきたが、今日の厳しい安全保障環境を背景に同盟の重要性は高まっているとの認識が一致した。

 インド太平洋地域と世界全体の平和と繁栄に対して、中国が及ぼす影響について真剣に議論を行った。その中で、台湾海峡の平和と安定の重要性については日米間で一致しており、このことを確認した。

 日米が台湾問題について触れるのは、日米ともに中国と国交を結んだのを機に台湾と断行して以来、半世紀ぶりのことだ。

 日米首脳会談の共同声明において、台湾海峡の安定が重要だとの認識が示されたことについて、台湾の外交部(外務省)は、「心から感謝する」との声明を発表した。最近は大量の中国軍機が台湾の防空識別圏に侵入を繰り返しており、台湾では警戒感が強まっているのだ。